旅行期間 ⇒ 2013・06/22〜06/30

行き先 ⇒ トルコ


※今回はサイトの容量の都合で写真がちいさいです。
 また観光客の顔がなるべく映らないように
 シャッターチャンスをねらって急いで撮影したため、
 質がよろしくないです。
 特定の場所はフラッシュも禁止されているため、
 ピンボケしていたりします。
 ご了承ください。


トルコの義務教育が高校までであることは、
まえに触れましたね。
トルコでは、6歳から学校に通います。
幼稚園や保育所もありますが、両方とも月6万もかかります。
で、学校は2学期制で、
午前の部と午後の部とに分かれます。
ですから、昼間でも子どもが働いていたりするのです。
(個人的には、日本のように
 未成年は勉学に集中させるべきだとおもうが……。
 でも、日本のように娯楽などで堕落しても困るしな。
 むずかしいところだ)
12年制の義務教育ですが、行き届いていない部分もあります。
春休みはなく、冬休みはとてもすくないのですが、
6〜9月は暑さのために休校となります。
したがって、3ヶ月もすると
まなんだことをわすれてしまうため、
また繰り返して勉強するはめになって、
けっこう効率がわるいです。

子どもは多いが教師や学校がすくないです。
ただし、教師になりたいひとはたくさんいます。
現在、教師は65万人ぐらいいます。
公務員で安定収入ですし、教師は尊敬されます。
エンジニア、電子学、歯医者、医療も人気です。
甘いもの好きトルコは、虫歯になる確率がたかいです。
月に100万ぐらい収入があるらしい……。

大学は試験がものすごく難しいそうです。
やはり、エリートはヨーロッパやアメリカに
留学するそうです。
はじめは、
留学すれば他国にいすわる人が多かったが、
最近は帰国するひとが増えてきたらしい。
失業率も、15%→8%になりました。
大学志願は150万人で、合格は40万人ぐらい。
大学の数もすくなく、
114中56は国立で、授業料は無料です。
ただし、私大は200〜300万ほどかかります。

むろん、大卒でも
希望の職につけるとはかぎりません。

学校は、宗教の授業が週に1回だけあります。
言うまでもなく、イスラームです。
小学校1年生から英語をまなびますが、
日本同様で、英語がにが手なようです。
英語のつぎに話せるのは、ドイツ語。
トルコとドイツは仲が良いですね。
だいたい150万人ぐらい
ドイツに出稼ぎに行きましたし、
全ヨーロッパだと300万人ぐらい、
現在もトルコ人がいるそうです。

サラリーマンは、1ヶ月やすみがもらえ、
教師は2ヶ月やすみがもらえます。
識字率は91%ぐらい。
ジプシーが学校に行かないので、識字率を下げています。
トルコの平均年齢は28.5歳。
全ヨーロッパのなかでは、いちばん若いです。





〜 6 日 め 〜


いつもどおり、アザーンで目を覚ます。
が、音量がちいさいために
ちょっと寝覚めがよろしくありませんでした。
それでも目を覚ますのですから、
体にしみついてしまったのかな?

この日も晴れていました。
ちかくにモスクはないので、
とりあえず散策してみよう。

































この辺は、ヨーロッパのひとが多いです。
おそらく移住したか、別荘地だとおもわれる。
あと、野良犬には要注意!
自分は、ここで野良犬に取り囲まれたんですよ(笑)
いや、タダではやられないけどね。
噛みつかれたら、それまでだと観念しつつ、
かならず反撃する。
それが自分のやり方。

では、さっそくトロイの遺跡へ!
歴史……まあ、物語だけざっくりと。
ヘラ、アテナ、アフロディテが、
だれがいちばん美しいかを決めようとする。
そこでトロイの王子に賄賂つきで決めてもらうことにする。
ヘラは富と権力、アテナは戦いの勝利と知恵、
アフロディテは世界一の美女。
トロイの王子はアフロディテをえらんだが、
世界一の美女はスパルタのヘレネ王妃だった。
で、王妃をうばわれて戦争が勃発するという。
なんかこの時点でちょっとアレやな……。
『あなたのような美女です』とか言わんかい。
知恵はたらかせたら、
アフロディテが手に入ったかもs……
あかん、中国人みたいな思考やわ。もうええわ。



あまりの暑さに犬もダウン。
トルコの犬は、いっつも寝とるな(笑)











































まず、トロイ戦争は……、
知っているでしょうけれど、有名だが念のために言っておく。
あくまで作り話ですからね。

トロイ遺跡は、このホメロスの作品のおかげで
名前が知れ渡りました。
9の街(都市)が重なり合っている場所であります。
聖書についで、世界では2番目に読まれているのが
このホメロスになります。
19世紀ごろからヨーロッパで読まれはじめ、
シュリーマンが発掘作業をして
8800点の出土品があったため、さらに加速しました。
かれが見つけた都市は、
いまから2300年ぐらい前の、
第2の都市だといわれています。

ところが、このシュリーマンの行動がよくなかった。
かれは、見つけたものを
自分のものにはしなかったのですが、
ドイツの博物館に置いたんですな。
ところが、第2次大戦後になくなってしまい、
いくつかがモスクワで発見されました。
そこで、所有権で両者の意見がいまでも対立しています。
もともとはトルコのものなのにね!
でもトルコに返す気はないらしい。
バ韓国に仏像をぬすまれた日本と、
なんか似たようなものを感じるね。



トロイの木馬で寝る犬。
耳に印がしてあるだろ?
コレが、予防注射をしているという印です。

このトロイの木馬ですが、
もともとは子ども用の玩具として、
神話をもとに作ったそうです。
しかし、いまは大人が楽しんでいます(笑)

実際は、
堅固な城壁も前1250年の地震でこわれてしまい、
そこにつけこんでギリシアが制したそうです。
労せずして勝利したため、
ポセイドンに木馬をささげた、
というのが真相らしいです。

























ここにはアキレウスの墓もあります。
下水は、世界で2番めに古いらしい。
べつの会社のツアーのガイドさんが言ってた。

ダーダネルス海峡をわたります。
バスごと船に突っ込みます(笑)









生まれて初めてのヨーロッパ大陸……!

なんですけど、なんか普通やった(笑)
イスタンブールではないからかな。
でも、ギリシア人が多いですよ。
こういうところに観光にきて、
さらに高いお土産を買っていくところを見ると、
ほんまに欧州は財政危機なのか、
そうだったら、なぜもっと必死にならないのか、
なんか不思議でしゃーないんですけど。











素直と書いてあっても、
サカナは大きらいなのですよ!
そうか、だから鳥の小便を喰らったのか!
最悪の空爆じゃ!!

だが、ホテルまで6時間のドライブ……。
あかん、萎えた。







やっと晩ごはん。
あー、長い長いドライブやった〜〜〜。
もうここで長いドライブはおしまい。
走行距離は、2200キロにもおよぶそうだ。

えーっと、あと残り聞いたことのメモ……っと。
トルコ人の平均寿命ですが、
男性は71歳、女性は73歳だそうです。
現在のトルコの定年は男性60歳、女性55歳ですから、
あまり長いこと第2の人生をあゆむことはできませんね。
むかしは家が買えるほど退職金が出たそうですが、
現在は車1台しか買えないそうです。

就業は、大卒のほうが給料がたかく、
英語ができれば、もっと高いそうです。
大学は、浪人生もいるそうだ……。
あと、年を取ってから勉強したくて
大学にはいるひともめずらしくないらしい。
いちおう、成績優秀者には、
私大だとお金がかかるが、奨学金制度がある。

トルコには有給がありません。
しかし、1ヶ月まるまる休みがもらえます。
最近は海外旅行がふえているらしい。
イタリア、フランスの順で多く、
日本はまだまだすくないです。
日本に行くだけで、60〜70万もかかるそうだ。
逆に、トルコに行く観光客は0.5%!
みんなもっとトルコに行け(笑)
多いのはドイツ。ついで、ロシア、イラン……とつづく。

年金は10万円ぐらいです。多いな。
給料の、だいたい75%ぐらい。
父が亡くなり、たとえば結婚していないむすめがいたら、
父の年金は母とむすめで分けることが可能。

保険加入もあります。
給料から33%も引かれます。高い!
その代わり、病院は無料。薬代は2割だけ支払う。

パチンコはない。羨ましい!
昔はあったが、今はカジノもありません。
でも競馬はあります。トルコ人は大好きらしい。
ああ、さすがは遊牧民の末裔(苦笑)
宝くじもやってます。

離婚は、都会は8%、田舎は1%ぐらい。
田舎のほうだと、離婚したら生活できないから。
もし離婚すれば、
子どもは9割がた母が引き取ります。

子育てもたいへんで、ベビーシッターもあります。
しかし、あまり雇うひとはいないのだとか。
とくに農家。
トルコ女性は37%ぐらいが働き、
そのうち半数ぐらいは農家です。

あと、交通違反!
たとえば2〜3キロぐらいオーバーすれば、
罰金3万円……高い!
20〜30キロオーバーになると、10倍。
免許は100ポイント累積で、
スピード違反を4回やらかすと免停で、
1年間も運転できなくなります。
ネズミ捕りもありますし、警察も見回ってます。
ちょっと厳しいんとちゃいますのん?
高速道路の建設を急がないと、ねぇ?

さて、やっと夕食です。







ここのケバブは、臭みがなくて美味しかった。
だが、そろそろ肉とスイカには飽きてきた。
もう……勘弁……してくれ……ガク。

あ、そうだ。外に水道橋があるって言ってた。
もう日がしずんでしまうやんけ!
おっちゃん、お金ここ置いてくで!
ダッシュだ、急げや急げ!!













ほ、ぎりぎりセーフ!
ローマの水道橋は、
観光名所にしようとして失敗し、放置されているらしい。
だから、路上生活者やジプシーのたまり場になってます。
ここでジプシーたちに囲まれるが、かわす。
めっちゃ可愛いんですよ。
きちんと学校に行って、
身なりをととのえてまともな生活してりゃ、
絶対にモテるとおもうんだけどなぁ。
勿体ねぇ。
ありゃ、親がわるいな。
あと、政府も強制排除に乗り出すべきだ。
子どもは学校にいれて、
ちゃんとした教育をうけるよう強制するべきだ。
そのための警察や軍隊じゃないのか。

この日は、ちかくにスーパーがあるとのことで
余った時間でお土産を買いに行く。
ちょうどビスケットが特価で売ってた(笑)
よっしゃ、これぜんぶいただきぃ!
ひよこ豆を買い占め、チョコレートケーキを買い占める。
そうだ、ジャムもうまいんだっけな。
えーっと、さくらんぼがうまかったから、
サクランボにしよう。
インスタントスープも買い占め、
70リラでお土産確保完了。
ケーキは2リラ。
ビスケットも1.5リラ。
ジャムは800グラムで約7リラ!
マメは、1.5リラぐらい。

友人には、
別の場所でシャレた薔薇のジャムを買った。
あとは、バザールでちょっと物色する。









ここがイスタンブールのホテル。
いままで行ってきたホテルのなかで、
ダントツで綺麗ですね。
ああ、いや、ベトナムも綺麗やってんけどさ。
ホテルの外に出たら、
社会格差を目の当たりにするから、
なんか嫌やってんな。
暗い表情で、
しかも裸足で虫入りスープをすすってんだぜ?

でも、ここにはそれがない。
貧乏でも、みんな明るいし。ジョークも通じるし。
なんかベトナムとはちがうんだ。
イスラームという、心のささえがあるから?
わからないけど。

あ〜、となりの中国人、うるせぇ!!
眠れねぇだろうが、
ただでさえ朝4時に目が覚めるのに!

だが、翌日は筋肉痛と腰痛になやまされ、
起きれなかったのであった。
年はとりたくないもんだね、ハハハ……はぁ。



by ナマゴワクチン


もどってみるんですよ。