旅行期間 ⇒ 2012・06/26〜06/30

行き先 ⇒ タイ


もともとの国名は『シャム』です。
国名を『タイ』から『シャム』にもどそう、
という運動もあったようですが、
われわれもそうですが
国外の人びとが『タイ』と呼びつづけるため、
そのまま現在も『タイ』と呼ばれつづけております。

通貨単位はバーツ。
この時点では1バーツ = 2.6円 〜 3円ぐらいでした。
モノにもよりますが、日本と物価はあまり変わらないです。
飲み物などは安いですけど。
日本では110円の缶が40円ぐらいで買えます。

現在は立憲君主国家です。
現在の国王はラーマ9世です。
とはいえ、政治に関与しないとはいえ
国王が政治にたいして遠まわしに注意することもあり、
その影響力はかなり大きいといえます。
タイ人いわく

『赤と黄色があったでしょ?
 あれでね、王さまが出てきて仲良くするように言った。
 するとね、たくさん人が死んだ戦いがね、
 一瞬でなくなったんですよ。
 でもね、あの論争はまだ終わってない。
 これからも起きると、みんな思ってるよ』

今でも『不敬罪』が適用されており、
国王・および王室への侮辱は刑罰の対象になります。
写真や絵にたいする侮辱もいけません。
見つかれば逮捕されます。
午前8時と午後6時には音楽がながれ、
その場で静止しなければなりません。
(ただ、海外のひとはそれを知らない人が多いので
 たいていの場合は赦してもらえます)
渡航される方は、注意と配慮をしてください。

宗教はいうまでもなく仏教ですが、
バラモン教、イスラム教、キリスト教もいます。
信徒も、上記の順で多いです。
お坊さんは女人禁制(尼さんは男人禁制)のため、
異性の僧侶がとおる場合は配慮してあげる必要があります。

気候は4月ぐらいがピークで、40度ぐらいまで上昇。
12月〜1月ぐらいでも17度前後ぐらいだそうです。

バンコクの正式名称は長いので割愛します。
タイ人ですら、
すべてを諳んじることができるひとは少ないです。

現時点のだいたいの数字でいえば、
人口は6000万人、
バンコクだけで600万人ぐらいだそうです。
バンコクに滞在している日本人は、3万8千人ぐらいです。
ITや製造は輸入がほとんどです。
タイ製の車や電車といったものはないです。
日本製の車は、
ダイハツ、トヨタ、ホンダ、日産、スズキなど勢ぞろいです。
洪水の影響もあり新車を買うひとが急増し、
なかでも性能がよく、
長持ちする日本の車がダントツの人気だそうです。

電気は、ラオスや他国から買います。
いちおう水力発電だそうですが、
圧倒的な電力不足のために他国から買い、
今後もその方向でいくようです。
東日本大震災の原発にたいする不信感は
タイでも広がっており、
原発建設もタイ国民の反発があり中止になりました。
タイ人いわく、
『日本には申し訳ないが
 日本の野菜は信用できないから買いたくない。
 だから、日本の野菜はだれも食べないよ』
と、言われました。
残念ながら、これが現実なのだとおもいます。

では、まいりましょう!





〜 1 日 め 〜


タイ航空、日本からタイへ出発します。
日本からタイへは、約5時間半ぐらいです。
日本との時差は約2時間です。(タイのほうが2時間おそい)

自分は夜に11時ごろにフライトだったので、
あちらに着いたのは日本でいえば6時〜7時ごろでした。
機内はクッソ寒いし、せまいし、
年齢が年齢なので眠くてしんどくて、正直にいえばかなわんかった……。
が、ここでしか味わえないものもありますから、
気力をふりしぼって、楽しみましょう!

朝食後に案内されたのは、鉄道でした。
トンブリー線などの整備された列車とはちがい、
メークロン線は……スケールがちがいました。いろんな意味で(苦笑)

市場の人びとが、一斉にお店をたたみ始めました。


とおくから、なにやら見覚えがあるものが……
列車かッ!



売り物も下敷きになってるんじゃないか?
今まで、事故とか起きなかったのだろうか?



近い! 近いって!(笑)



列車のアップ。
ガイドさんは『電車代は無料』と言ってました。



数人のひとが乗っていました。
列車の停車時間は、数分ほど。長いです。



列車のウラ側。
お店が並んでいます。



国王(この時点ではラーマ9世)の絵です。
国王の絵や写真は、
各家庭・各店・各所に、かならずあります。



お店再開。
臭いでわかりますが、衛生面はよろしくないです。
ここにも格差がひそんでおります。
個人でいかれるのなら、線路を歩いてみるのもいいでしょう。
ただ、スリなどには気をつけてください。
見えないところには、ヤクザまがいの人もいますから。

ピンとこない人は、こちらの別の方の映像をどうぞ。


映像でみると、わかりやすいね。
自分はバッテリーがもたないので撮影しませんでしたが。
列車は50年ぐらい走りつづけているのだそうです。
無料なだけあって、さすがにクーラーなどはついておりません。




お次は川くだり。
名物の水上マーケットに行きました。
いや……小船が早いのなんのって!
ちょっとしたジェットラインでした。

ところどころで、
高床式の家に住んでいる人の生活を見ることができます。
プライバシーも何もあったものじゃないですね(苦笑)
たまに見えるのは『お宮』です。
これも、各所にありますね。
仏教にお宮、の関係は、あとで……。







































日本の結婚式は、
仏教徒でもキリスト風にすることがありますね。
タイもおなじなのだそうです。
日本はキリストですが、タイの場合はバラモンです。
これで『仏教にお宮』の関係が
おわかりいただけたのではないかと。




そろそろ、お腹がすいてきました。
この日の昼食は水上で中華とトムヤンクン。





あいにくの曇り空。
オマケにジュースの匂いに惹かれて、 ケツに蜜を溜めこむ茶色のアリ(名前わすれた)が
そっこらじゅうにおるわおるわで。



手前のカリフラワーがうまかった。
カンボジアの料理に似ているな。



トムヤンクン。
ものすごい味がした……。
おれは、もういい(苦笑)



奥はタマゴ。ふつうのタマゴ焼きの味。
何もつけなくても塩が効いててうまかった。
手前は、鳥のから揚げとナッツを和えたやつ。
これもうまかったな。



すこしだけ晴れてきたので、もう1枚。






やっとホテルへ。
安心安全のNHKがうつります。なぜか教育だけですが。
まあ、TVなんかないほうが楽しいよ。
昼間は外に出て、
ホテルにもどってヒマができたらプールで泳げるしな。

電力不足のためか信号がなさすぎて道路が大混雑し、
移動だけでかなり時間ロスします。
移動は、電車がおすすめです。
タクシーや、バイク・タクシーは正規料金のほうをお勧めする。

腹がへったので夕食へ。
生水禁止なので、氷も禁止。
生野菜がこいしくなるが、我慢だ。



ドナルドが見たらどう思うだろうか……(笑)
アイツはアヒルのくせに
ローストチキンが大好きだからな(笑)



別の角度から。
個人的には
肉があまり好きではないので『うぇ』ときたのですが、
せっかくのおもてなしなので、いただきました。
てりやきチキンみたいな味でした。




1日めは、これにて終了。
チップは20バーツぐらいです。
部屋が相部屋なら40バーツぐらい必要です。

ガイドさんも言っていたが、
日本語の発音がむずかしいみたいで、
ちょっと聞き取りづらいです。
が、タイ人らしくマイペースでおもしろい人でした(笑)
タイの若いお姉さんは、細くて美人が多いですよ。

2日めは、あの有名なエメラルド仏を観にいきます。
いい子ちゃんを演じるために(訳:疲れてクッタクタだから)
夜10時には就寝。おやすみ。



by ナマゴワクチン


もどってみるんですよ。