行き先 ⇒ カンボジア(ベトナム含む) シェムリアップ。 首都プノンペンのつぎに大きな街です。 クメール語での意味は " タイを追いはらう者 "。 ガイドさんが最後のほうでポロリと言ってくれたのですが、 事前資料での下調べもあり、 そのことばの意味が 自分にはとても大きくひびいた気がしました。 カンボジアは、 アユタヤ王朝にやぶれて首都をプノンペンに移しました。 それ以来、タイとは小競り合いがつづいているようです。 最近では、国境付近で銃撃戦がありました。 国境をめぐって、 かれらはこれからも戦う可能性が高いです。 さて、『戦う』ということは、 とうぜん、教養を身につけておく必要がありますよね。 中東のように『異教徒を撲滅すれば天国へいける』といった、 いわゆる無差別テロをするわけではありません。 そういった『宗教戦争』は、現代では起きていません。 とはいえ、『戦い』は戦争だけとはかぎりません。 では、子どもたちは、学校はどうしているのでしょうか? 経済的な事情や、 学校への距離(山を2つ3つ越えねばならないためです)の事情で 学校に行けない子もいます。 しかし、学校に行ける子どもたちは、 午前の部と午後の部にわかれて勉学にはげみます。 最難関は医術だとされ、かなりの経済力と知識が必要になります。 授業日数や時間は、高校ぐらいまではだいたい日本とおなじです。 ちなみに、かれらに『お金もってないよ』と言うと、 『ウソ、持ってる』と日本語で言われたときはおどろきましたが、 さらにビックリしたのは、 そんなの関係ねぇ! by小島よしお と、振りつきで言われたことです(笑) そんなネタ、どこでおぼえたんだい? そのあいだ、大人たちは 子どもたちとともに観光客相手にモノを売るか、 畑や建築のために仕事に出かけます。 家がとおい人だと、 朝早くに仕事に出かけ、15〜16時ごろに作業をすませます。 ちなみに、公務員(事務員)も薄遇です。 海外企業の進出もあまりなく、彼らの収入は低いです。 郊外にいけばガスも電気も水道もありません。 共同の井戸から水を汲み、 夜はアルコールランプのみで過ごします。 たとえTVがあっても白黒だったりします。 おっと、つい、かた苦しいお話になってしまいましたね。 あと、肝心なことを1つだけ語らせてください。 まえに『空積み』についてすこし触れましたが、 空積みのまえは焼きレンガでした。 では、アンコールワットの夕日をご紹介しましょう! 山登りの途中で、すこし休憩。 もうすこし明るいと、 ここからバラエ(人工貯水池)が見渡せるそうです。 自分は残念ながら見ることができませんでした。 汗まみれになりながら、やっと頂上へ。 さて、前方をご覧いただきたい。 観光客たちが階段で立っているように見えますね。 さて、もうひといき。 ……階……段……? 何コレ(笑) 連れは登山でギヴアップし、夕日を見ませんでした。 勿体ねぇ! みんなで観るのが楽しいのに!! やべ、雲ってきた(汗) まだ時間があるようなので、周囲も撮影しまくる(笑) 別の角度から。 もうコレで満足なんですけど(笑) 近くにいた台湾人(だとおもう)のチビっ子が 走り回っておる。 写真撮影しようとおもったけど、 電池がないのであきらめた。 はるか……、はるか遠くまでつづく景色。 このすばらしい景色をながめながら、 過去の王たちは何を思っていたのでしょうか。 某ゲームの某所を思い出しました。 あのころは名作だったね……。 おおくの観光客がいます。 夕日を浴びた建物も素敵ですよね。 この写真、けっこう気に入ってたりします。 みんなで待つ時間もけっこう楽しい! ずっと……、 ずっとジャングルが続いています。 光がない景色も1枚。 自然が美しいです。 あー、電池がなくなったー。 バッテリーをわすれた相方を睨みつけることもできず、 怒りと後悔でふるえているときであった。 『良かったら……これ使う?』 天の声かと思いました! 観光客のかたにお借りして、ふたたび撮影開始! おお、自分のデジカメよりずっと画質がいいぞ!! 自然が美しい場所ですと、 空も美しく映りますね。 以下、風景写真。 あなたがもし絵描きさんであれば、 イラストか何かの参考になれば幸いです。 低そうに見える? でも、階段はかなり急でしたよ(笑) ロック・クライミングなので、 動きやすい服装や靴がいいですよ。 汗まみれになるので、 水とタオルも持参するほうがいいです。 自分はホテルのやつを持っていきました。 おおおおおおおおおおおおおお!! と、周囲から声があがりました。 みんな一斉に立ち上がって、 夕日を撮影しまくりました(笑) そう、反日の中国人とか、そんなの関係ない。 みんなで微笑んで、楽しめれば、 それでいいじゃないか! だって、みんな、この場で1つになれたんですから。 そして、笑いあえたのですから。 一生の思い出です。 夕日だけ。 曇ってきたので心配でしたが、 見ることができて良かったです。 おなじ写真がつづきますが、 下の写真と連続でご覧いただきたいです。 上の写真からずっと、 まるで雲が太陽に覆いかぶさるように 集まっているように見えます。 光と闇のアンコールワット。 栄枯盛衰の歴史も、 この太陽のように語られてゆくのでしょうね。 この日の夕食はバイキング! 虫がたかっていたが、気にしない気にしない(笑) っていうか、ここにいると そんなの気にならなくなりますよ。 さすがに虫を口に入れるのだけは避けましたが、 虫入りスープをふつうに飲んでました。 緑色のスープが不味かった……なんだろ、アレ。 で、この日はカンボジア伝統の踊りが見れました。 アップ → スロー → アップ → スローと 交互にひとつずつ短編集のようなものになっており、 踊りだけで何を語っているのかが伝わってきます。 自分は、3つめの男女のダンスと、 5つめのアップテンポの農村の若い男女の恋物語が、 見やすくて興味ぶかかったです。 写真が見づらくてごめんよ。 電池がもうなかったんですよ。 つぎは、朝4時に起きて朝日を観にいきました。 この日はかなり歩いたので(5〜6キロぐらいかな?) クッタクタだったため、次の日はめっちゃ眠かったです(笑) でも、観にいきました。 滅多に観れないおサル(?)が ひょっこりと現れましたし!! では、次の項目へどうぞ!
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