旅行期間 ⇒ 2011・05/24〜05/28

行き先 ⇒ カンボジア(ベトナム含む)


メインの(?)アンコール・ワット編です。
ツアーではなく個人で旅行する場合、
移動手段が限られています。

・タクシーを使う。
・バイクタクシーを使う。

バスはありません。
ツアーなど団体なら用意してくれますが、
個人で行く場合は自分で移動手段を確保する必要があります。
安全度が高いのはタクシーです。しかし、高いです。
バイクタクシーが危険な理由のひとつが、
カンボジアではバイクに乗るのに、免許が要らないためです。
つまり、子どもでもバイクに乗れるなら乗ってもいいのです。
それだけ事故も多いです。
また、モトーといって車がついているタクシー……、
えっと、人力車のバイク版のようなものがありますが、
これも同様に危険だったりします。

その代わり、バイク・タクシーは安いです。
3ドル〜5ドルもあれば行けると思います。
値段は交渉ですから、がんばって交渉してください(笑)
おすすめは、
『だったら要らない、よそに行く』と
英語か日本語か身振りで示すことです。
けっこう効果があったりします。

ただ、警察の取締りが最近はきびしいようで、
ヘルメット、ミラー、スピードで
引っかかる人が急増しているそうです。
罰金は、警察の懐に入ってしまいます。
ですから、余計に取締りがきびしいです。
『速くして』と急かさないようにしましょう。

アンコールワットがあるのはシェムリアップ。
首都のプノンペンのつぎに大きな場所です。
都市というにはちいさく、町というには大きすぎますね。
人口は約20万人。
郊外に住んでいる農家や建築業のひとは、
朝早くの出勤し、夕方3〜4時ごろに仕事をすませます。
公務員などのかたは5〜6時ぐらいに終わるのだとか。
いずれにせよ昼間は暑いので、
お昼の休憩も長めです(2時間ぐらいあります)

山奥に住んでいる方や貧困層の方は、
電気や水、ガスもないと言いましたね。
たとえTVがあったとしても、白黒だったりするそうです。
学校も病院もないため、
学校に行けず病院にも行けないひとがたくさんいます。

学校に行けないということは歴史を学ばないため、
あの『クメール・ルージュ(ポル・ポト)』を
知らないひともたくさんいるそうです。
非常に無礼だとは承知でしたが、
お侘びをしつつガイドさんに尋ねました。
しかし『それを日本でも知ってもらうことは大事ですよ』
と教えてくれました。

また、病院に行けない(日本のように社会保険もない)ため、
病気になれば耐えるか、死ぬしかないそうです。
うっかり地雷にやられてしまっても、
治療する術がないのだとか。
義手や義足も、ほんとうの金持ちだけが可能であり、
日本のように
簡単に備えられるものではないそうです。

娯楽がすくないですが、洋楽も聴くようです。
しかし、あまり浸透しておらず、
CDを探すのは非常に困難でした。
ちなみに、カンボジアのひとは
『ニンジャ』と『サムライ』を知っていました。
とくに『ニンジャ』は有名だそうです。
自分はちょっとだけですが忍者の知識があるので
いろいろと真相を話してあげると、
かなり驚かれました(笑)





〜 2日め アンコール・ワットへ〜


アンコール・ワットは、
言うまでもなくヒンドゥー教の建物です。
しかし、『死』の方向である西側をむいているため、
じつは『王の墓』だったのではないかと推測されています。
(ちなみに、東が『生』の方向です)

両脇の外堀は、バラエという人口の貯水池です。

さて、お昼からアンコール・ワットへ!
見てください、この晴れた空を!



きっと、すてきな夕日が見れるのだろうなぁ……!
ワクワクしながら遺跡にむかいました。



人が多いですが、まだ少ないほうなんだとか。
次の日にも行ったのですが、
人がすくないためにお猿がひょっこり出てきました(笑)



アンコール・ワットの外堀です。
美しいでしょう……!
この日は一日じゅう、大冒険をした気分でした(笑)



気持ち良さそうに水遊びをする地元のひと。
さすがに『Please smile』は恥ずかしかったので、
コッソリ撮影しました(笑)



反対側。
こちらも美しいです。



角度を変えて撮影。
想像以上に美しいです。



アンコールワットが近づいてまいりました。
早く中に入りたい。ワクワク!



そうそう。
足もともきちんと撮影しておかないとね。



水面にうつる遺跡も
美しいですね。



遺跡の入り口。
真正面から撮影。



仲間が先に入って行きました。
例によって例のごとく、遅れて入跡。



あー、でもこの快晴!
もっと見ていたい!!



おなじ場所から撮影。
すこし遠近設定を変えました。



もう一回。
冒険してやるぜ!!



ナーガです。
どこに行ってもかならずありますね。



真正面からの入り口です。
入り口は数箇所あります。



こちらは中庭からの入り口です。
緑が美しい。



中心が王、中庭は兵、外庭は民。
身分によって入る場所が決まっていたのです。
こちらは外庭になります。



とりあえず、中心地から入ってみましょう。
天井を1枚。
アンコール・トムとくらべ、天井は高くないですね。



これは自信があるな。
ベスト・ショットのひとつです。



吸い込まれそうですね。
こちらは入り口から間もない場所の天井です。



ほかのツアーの客と添乗員さんから
かなり遅れて、中心部へ。
遅れまくりで、さすがに周囲の視線が……(笑)
だって、楽しかったんだもん。



お馬さん。
なんでそこにいるのかわかりません。



これは中心部の両脇にある遺跡です。
なんのためにあるのかは
ガイドさんとはぐれたのでわからないです。



その中心部から1枚。
広い遺跡です。



なんか気になるからもう1枚。
きみは何のためにそこにいるんだい?



こちらは反対側の遺跡。
両方、おなじ型のようですね。



あの入り口のむこうに行きたかったけど、
さすがにできなかった(笑)



中心部は工事中なので
左から遺跡内を見学します。



振り返ってパシャっと。
我ながら背後の絶妙な光具合のおかげで
ベスト・ショットだと思うのですが(笑)



遺跡の全体。
楽しみです。



馬を間近で。
眠そうな顔すんなよ〜(笑)



美しい木です。
真下から撮影したかったけれど、
仲間とだいぶ遅れていたので諦めました。



石あそびをしていた少女。
でも、美しい黒瞳は
アンコール・ワットのほうへむけられていました。
写真を撮影したときに
『1ドル!』と言われてビックリしました。
『1ドル?』と聞き返したところ
『んー、1ドル』と言われたので
『No, I don't have money』と言って
日本から持参したキャンディをあげました。
美味しいだろう?
ソレ、特価でも138円もするんだぞ(笑)!!



これもベスト・ショットだとおもう。
ちょっとだけ遺跡がボヤけているが気にするな。



こちらは上のものの
遠近をいじってみました。



左の階段から遺跡内へ。
ここでまさかのバッテリー残量が点滅、
相棒とものすごくモメました。



絵を描くときの参考になると思い
1枚撮影しました。



残念ながら遺跡は修復中でした。
ほかも修復されていました。



周囲の自然です。
奥へ行きたかった……。



ああ、背後で仲間が行ってしまう。
でもパシャリ。



自然を撮影。
バイクが行き来しています。



見る角度によって
自然も変わるような気がします。



きれいな木ですよね。
保護されている証拠です。



遺跡手前の棒が気になる?
チッチッチ。あれ、木ですよ。
7〜8メートル以上はあるとおもいます。



遺跡内。ここは第一回廊。
みんなとはぐれました(笑)



第一回廊から庭を1枚。
当時の王は、こんな風景を眺めていたのですね。



これもさりげなくベスト・ショット。
本当に高い木ですよね。



上の雲がおもしろいです。
どの国も空は美しいです。



これはリアムケー。
カンボジアのラーマヤーナ(ラーマーヤナ)です。



電池が大ピンチになったので拡大図。
これはハヌマーンでしょうね。たぶん。



カンボジアの鳥。
あとでパンくずを落としやがりますが、
ベスト・ショットが撮れました。
落ちてきたのがウンコじゃなくて良かったよ(笑)



遺跡内は広いです。
入り口からして正面は約200メートル、
正面を背にして右の通路は約180メートルあります。



王は、
ここから民を見ていたのでしょうか。



こちらの回廊も広いです。
ガイドさんや仲間はどこに行ったのだろう?



ところどころ破損しています。
盗掘もあったと聞いています。



あー、下に降りたい。
だけど仲間を探さねば。



奥は、神を祭っています。
線香をあげるのに1ドル取られます。



立ち入り禁止。
修復のところも撮影しておきました。



遠くに仲間発見!
ふう、やっと追いついた。



ここも夕方になると
美しいのでしょうね。



大きな木。
これは近いところから。



全体。
非常に太いですね。



自然がたくさんあります。
羨ましいですね。



赤土でも、
力強く生きています。



出口? いいえ、ちがいます。
ここからまだ遺跡はつづいているのですよ。



夕日に愛された遺跡を見るために、
さらに進みます。



こんにちは!
コッソリとゴミを拾って持って帰っていた少女。
お金をあげたかったけど、
親にわたると君のためにはならない。
日本のキャンディで我慢してくれ。

ソンペアー(手を合わせて敬意を表すこと)を
してくれました。
おもわず『Thank you !』と言ってしまいました。
こんなもので喜んでくれ、かつ敬意を表されると
嬉しいやら、哀しいやら……。
何もできなくて、本当にごめんよ。

きみが大きくなるころには、
きっと、カンボジアも良くなっているよ。



ベスト・ショット候補!
階段をのぼって裏側へ。



海外のひとが多かったです。
ここで相方がダウン。
(暑さにもまいっていた)
でも自分は元気いっぱいである。
探検のために
独りで遺跡をぐるぅ〜りと回りました。



うーん、イマイチ。
ほかの場所から撮影してみよう。



おっ、良い感じではないかい?
ハロー!
あなたは中国人? それとも台湾人?



見てくださいよ、この写真!
すてきでしょう?



これもベスト・ショット!
下の写真も気に入ってます。



もー、我ながら良いアングルだ。
いやー、自画自賛(待て)



夕日をあびた遺跡がこんなに美しいとは……!
感激して、独りで遺跡を2周もしましたとさ。



空!
まるで西洋に来ているような感覚。



夕日をあびていないほうの壁。
階段に見えなくもない。
あとで夕日のために登った階段を思い出す(笑)



うーん、イマイチだな。
そして電池も大ピンチ。



ほうら、どうよ。
あちこち回りましたよ。



夕日を反対側から。
汗まみれでゼーハー言いながら、
でもニコニコしていたので
近くにいた中国か台湾のひとに笑われました(笑)
楽しそうにしてていいだろ? 実際に楽しいよ。



修復中の部分があったのは残念。
でも、また来たいな。



こちらも首がありません。
おそらく宗教対立の犠牲になったのでしょう。



下には何があるのかな?
見てみようっと。



ガ、ガイドさん……はっ、いない(汗)
そうだった、独りだった。



うーん……、破損もしてるし
誰だかわからないや……。



だれにお祈りしているのだろう。
『1ドル』と言われて
線香を差し出されると困るので
近寄れんかった。



回廊です。
そうそう、彫刻があるのは第一回廊だけで、
第二、第三回廊には彫刻はありません。
理由は今でもわかってないそうです。



夕日も美しいが、
遺跡も美しい。



海外のにーちゃんたちがいました。
降りようとしたんだけど、
彼らがいたのでやめました。



上のにーちゃんたちを背に1枚。
楽しいよぉ〜〜〜!!



現在は、
あの階段に登れないそうです。



これもベスト・ショットかな。
すてきなイラストのお供にどーぞ。



これを撮影しているときに、
上からパンくずが……。



お前かぁぁぁあああああ!!
でも1枚(笑)
ウンコじゃなくて良かったよ、マジで。



となりで海外のにーちゃんが撮影していたから、
つい釣られて自分も撮影しちまった……。



あー、名残惜しい。
もう少しここにいたかったなぁ。



そろそろ日が落ちてきました。
はやく夕日のベスト・ポイントに向かわねば。



また行きたいな。
あの夕日を見に。
あの少女も気になる……。



周囲の自然。
夕日をあびて美しくきらめいています。



奥に行きたかった……。
しつこいってな(笑)



これもけっこう気に入ってる。
下の写真も気に入ってます。



葉っぱの色が綺麗だ。
ええのぅ。



ガイドさんとはぐれているために
これが何なのかはわかりません。



うーん……わからん(笑)
仲間ににらまれつつ(苦笑)、次の場所へ。


つぎは、メインのアンコールワット・その2である夕日です。
山登りのほかに
ロック・クライミングをしているかのような急な階段、
汗だくで体もクッタクタになりましたが、
てっぺんに行くと疲れが吹き飛びました。
海外の方々も、そこから夕日を待っていて
とても楽しかったです。
みんなで見る夕日の美しいこと!
でもそれは、次のページで。



by ナマゴワクチン


もどってみるんですよ。