行き先 ⇒ カンボジア(ベトナム含む) カンボジアというのはカタカナ表記ができないために つけられた名前になります。 カンプチア、クメールといったように別名もありますが、 もっとも近い発音はクメールです。 ローマ字表記ではKHMER(クマエ)です。 クメールは『カンブ王子』から来ており、 クメールとはカンブ王子の子孫の意味です。 ほかにクメールは『貝がら』も意味します。 母音と子音のかずが多いため、 日本人が現地の発音ではなすのは至難の業だとおもいます。 カンボジアの総人口は約1300万人で、 国土は日本のだいたい半分ぐらいです。 褐色系の肌に黒瞳黒髪で、肥満のひとがほとんどいません。 首都のプノンペンには存在しているそうですが、 アンコールワットがあるシェムリアップには一人もいないです。 小柄で白い歯がとても綺麗で、けっこうおおらかです。 長身のひとは見かけませんでした。 たとえいたとしても、大きくて170センチぐらいではないでしょうか。 現在はシアルク王が退位し、その息子のシハマミー王子が即位しました。 前者は有名で、後者は地味であまり馴染みがないそうです。 この国の『王』は日本でいう『天皇』のようなもので、 政治には関与しておりません。 首相はフンセン氏で、現在のカンボジアの最高権力者だそうです。 貧困のおもな原因はたくさんありますが、 ポル・ポト政権から復興に時間がかかることや、 格差が広がってしまい、なかなか是正できないことなどがあります。 中央集権型で首都のプノンペンは発展しておりますが、 山の奥地などに行けば電気もガスもありません。 ひとびとは共同の井戸まで水を汲みに行き、 夜はアルコールランプひとつですごします。 とはいえ 他国の援助のおかげで地雷の場所が特定されてきており、 現在は地雷被害者がすくなくなり、 子どもの死亡率も低くなってきているそうです。 その要因のひとつとして、 スイス人が建てたボランティアの子ども病院の存在が挙げられます。 15歳以下は無料で治療(予防接種も含む)してもらえるため、 連日すさまじい人だかりで、かなり待たされるそうです。 いちおうヒンドゥー教徒もいますが、国民の大半は仏教徒です。 こちらは上座仏教だといわれておりますが、 ガイドさんいわく『仏教は仏教ですよ』とおっしゃっていました。 つまり、『●●派』や『●●仏教』という概念がないのでしょうね。 ただ、ガイドさんは日本語はとてもお上手ですが やはり意思疎通ができない部分がどうしても出てきてしまうため、 ガイドさんがおっしゃっておられることが 正しいとはかぎらない部分が出てくることもあると思います。 ほかに、キリスト(カトリック&プロテスタント)教徒、 イスラム(スンニ派)教徒、カオダイ教徒(ベトナムの新興宗教)がいます。 カンボジアといえばアンコールワットが有名ですよね。 『アンコール』は『遺跡群』であり、 いわゆる遺跡のひとつにすぎません。 ほかにアンコール・トムやバイヨンなど、 遺跡や寺院跡がたくさんあります。 数百箇所以上あるといわれており、数は現在も特定されておりません。 今回は資料を20冊ほど読んで下調べをしていきました。 しかし、やはり『百聞は一見に如かず』、ですよね。 かた苦しい話に退屈してきたところで、まいりましょう! ベトナム航空、日本からカンボジアへ出発します。 カンボジアへの直行便がないため、 ベトナムで乗り継ぎをする必要があります。 ベトナムまでだいたい4時間30分〜5時間ぐらい、 ベトナム→カンボジアまで、 だいたい1時間30分〜2時間ぐらいかかります。 行きはハノイから乗り継いだため、時間がかかりました。 日本との時差は約2時間です。 10:30→出発。 13:00→ベトナムに到着。 この時点で日本ですと15:00になります。 13:15〜14:55⇒手続きをすませ、 乗り継ぎのために待機。 17:00→カンボジアに到着。 ベトナムの空港は独特で、臭いがきついです。 また、むし暑い気候が臭いをより強烈にし、 慣れるのにすこし苦労しました。 アオザイを着た綺麗なお姉さんがたくさんいました。 連れがデジカメの予備のバッテリーを忘れたために 電池節約のために撮影できませんでしたが、 (まあ、ウロチョロしてても『はよ中に入れ』と スタッフにシッシッシとされる(笑) 飛行機や外の空港を撮影するなら素早くね) カンボジアの空港は非常に綺麗です。 行けばビックリするよ。トイレも休憩室も非常に綺麗です。 英語とカタコトの日本語が通じるのもありがたいですね。 日本でおなじみのトイレメーカー・イナックスですよ!! トイレット・ペーパーは他国同様に流せないが、 カンボジア製で流しても問題ないらしい。 詰まりやすくなるから流さないだけです。 女性は注意しましょう。 バスにゆられて、 ホテル『ANGKOL MIRACLE』に到着! ロビーも撮影したかったのですが、 ツアー客に借りたデジカメのデータの到着待ちのため、 今はこれで勘弁してください。 これは『レモンスカッシュ』と聞かされて飲んだのですが、 味はねぇ……黒飴と砂糖とレモンと赤土を混ぜたような、 ふしぎな味がした(苦笑) 日本人のお口にはちょっと合わないとおもう。 でもせっかくだから、ぜんぶ飲み干した。 出されたものをすべて口に入れるのが礼儀だと思ったから。 なるべく美味しそうな表情をするのに ちょっと苦労しました……(苦笑) 見よ、これがホテルじゃ!! めっちゃ綺麗でしょう!!? 日本人の観光客むけに、 ミネラルウォーターは無料で飲めます。 コーヒーと紅茶もタダですよ。 コーヒーは、ほんのりとチョコの味がします。 とても美味しいですよ。 ベッドメイキングもしてくれますが、 『1部屋』のチップです。 『1人』のチップではないです。 冷暖房の設備も完璧です。 連れと一緒に感動しちまいましたね。 グァムのホテルも綺麗だったが、ここも綺麗だ。 ちなみにブラウン管TVである(苦笑) 正直にいえば、水はおいしくないです。 カンボジアの米はあまりおいしくないのですが、 その原因のひとつではないでしょうか。 荷物を置いて休憩したあとに夕食。 この日はクメールの料理が出てきました。 全体的に辛いです。 あと、白米があまり美味しくないのも手伝って、 全体的にちょっと食べにくいです。 ただでさえ辛いのに、 さらにタカのツメが入っていますからね。 それも大まかに刻んであるものですから、 イヤでも口に入るという(笑) 食べられない人には (1日1ドル以下で生活している人は特に……) とても申し訳ないのですが、残しました。 ごめんなさい。 牛肉ですが、アッサリ・パサパサ系です。 いわゆるグァムとおなじような感じがします。 脂がすくないので、肉が苦手な方でも食べれるでしょう。 ピーマンとニンジンが乗っている皿も肉ですが、 ムチャクチャ辛い!! とにかく辛いッ!! カンボジアの人は、 こういった薬味や香辛料がないと物足りないらしい。 ちょっとインドに似ていますね。 こちらはアッサリ系の料理です。 出された料理のなかでは、これが一番うまかった。 ブロッコリーとカリフラワーのほかに、 ピーマン、キュウリ、ニンジン、ニンニクなどが入ってました。 お腹がいっぱいになりすぎて苦しかったので、 運動がてらナイト・マーケットへ。 スリなどの犯罪多発地域のため あまりカメラを出したくなかったのですが、 お店の子どもがあまりにも可愛いので、つい1枚。 カンボジアの子どもは、だいたいこんな感じです。 まあ、中には無愛想な子もいますがね。 売っているものは、どの店もだいたい同じです。 コピー商品も言うまでもなくあります。 この日はフランス人が非常に多かったです。 どちらかといえばスラム街なのですが、 そんな中、 フランス人や現地の金持ちの高級車が走ったりします。 自分が社会格差を実感した瞬間でもありました。 1日めは、これで終了。 ホテルへバスで帰り、そのまま一発で深い眠りへ。 飛行機の時間が長くて疲れていましたしね。 次の日も朝が早く、早く寝ないとつらいですし。 非常に暑いなか長距離を歩くと言われていたので、 覚悟もしないと(笑)。 2日めは、歴史観光です。
もどってみるんですよ。 |