旅行期間 ⇒ 2014・06/02〜06/06

行き先 ⇒ オーストラリア


そうそう、オーストラリアは、
たいていの場所でWifiでの通信が可能ですが、
速度はあまり速くないらしいです。
あと、電圧やプラグの形もちがいますので、
必要ならば変圧器を持っていきましょう。
(面倒なら、全世界共通のを持っていけばいい
 3千円ぐらいで手に入るとおもう。たぶん)

三日めも、熱帯雨林の散策を選択。

ガイドさんと話していたのだが、
小野田さんや横井さんが潜伏していたのが、
ジャングルで良かった。
もしそこが砂漠か草原だったなら、
おそらく生きてはおれなかっただろう、
と言っていました。

オーストラリアやフィリピン、グァムのジャングルには、
水がかならずあります。
これが生き延びるための絶対条件です。
そして木の実や、野生動物がいること。
これも大切なことです。

文明によってそだてられた自分たちには厳しいが、
ジャングルで生活「だけ」ならば
不可能ではないそうです。
だって、現にアボリジニーの方がたは
そうして暮らしてきました。
オーストラリアのジャングルは特に、
飛べない鳥(クソまずいシチメンチョウ)もいますし、
森を切り開くことも可能です。
農業も畜産業もできる。

なんにせよ、鋼のごとき強い心が必要ですがね。
では、まいりましょう。





〜 3 日 め 〜


この日は、午後からの散策になります。
パロネラパークです。

THE DREAM CONTINUES......

夢は、つづく。
あなたの夢は、なんですか?
その夢を、持ちつづけてみないか?
苦労の末に念願の城を建造し、
胃がんで60歳でその生涯を終えてしまったホゼ。

かれは、スペイン人です。
おばあちゃんが彼に聞かせたおとぎ話は、
少年に「城を持ちたい!」という夢をいだかせました。
しかし、夢はあまりにも大きすぎ、
ホゼにはきびしい現実が降りかかります。
学校を退学して家族を助けるために、
必死ではたらきつづけます。

しかしある日、
かれはオーストラリアでの労働募集の広告を見ます。
26歳のホゼ。
かれはオーストラリアに移民としてやってきました。
そこでの生活も残念ながらきびしいものでした。
しかし、サトウキビの仕事を成功させ、
なんとかお金をつくって力をつけました。
しかし、そのために16年の歳月がながれたといいます。

ホゼ、42歳。
ミーナ滝に出会い、かれは夢を追いつづけます。
ミーナ滝の美しさに一目ぼれしたホゼは、
もうすでに建築案があったといいます。
かれはスペインにもどって結婚し、
さらにスペインの建築をヒントにして
6年もの月日をかけて、1934年にお城を完成させました。
さんざん人からバカにされ、苦しんだホゼですが、
それでもかれは決してあきらめませんでした。
自然を利用した水力発電など、すべてかれのアイデアで、
多くの人びとが楽しんだといいます。
とくに、WW1では、人々に安らぎと希望をあたえました。

しかし、お城は木々の伐採で滝から水がどっと流れ込み、
いったんお城はほぼ水没します。
ホゼは悔し涙をながし、ふたたび城を再建しようとしました。
そのときには胃がんが進行し、
もはや手遅れだったといいます……。

その後も火災が発生し、ホゼの家族は城を守ろうとしましたが、
経営難により売却、
その後も台風や洪水が城を襲い、
いつしか、城は人々からわすれられ、
森のなかで眠ってしまいました。

それを掘り起こしたのは、
マーク&ジュディ夫妻が
キャンピングカーでパロネラパークに訪れたときのこと。
この夫妻は城の美しさに魅せられ、リサーチをしたそうです。

そして現在。
ホゼの夢はよみがえり、
お城は観光地として、ふたたび姿をあらわしたのでした。

ホゼには、
アボリジニーの2人の少年が付き人としていたそうです。
ホゼはかれらを奴隷としてあつかわず、
わが子のように大切にしました。
この2人の少年たちは、ホゼに恩返しをしたかったそうです。
しかし、自分たちにできることはなにもなく、
またホゼも、「何もしなくていいよ、大丈夫だから」と
言っていたそうです。

しかし、2人の決心は固く、
『何か、してほしいことはありませんか?』
もう一度ホゼにたずねました。
病状が悪化して病院から出られなかったホゼは、
『もういちど、自分の城を見たいな』
と、ぽつりと言ったそうです。

2人は、ないお金をかき集めて、自転車を用意しました。
ホゼを寝かせたまま、城へ移動したのです。
そして自分の城を見たホゼは、
『もう2度と見ることができないと思っていた。
 ありがとう、ありがとう……!』と、
と、涙し、感謝しました。









この樹木は、70〜80歳ぐらいだと言われています。
この木は1000年も生きることができますので、
ホゼの夢は、それほど長くつづく、
という願いをこめて植えられたんですね。
もし、パロネラパークにお越しの際は、
ご自身にも問いかけてみるといいでしょう。

あなたの夢は、なんですか?

あなたの夢は? 希望は?
ホゼは、おとずれた人びとに、今も問いかけています。



















とても素晴らしい場所ですので、
もしオーストラリアに行くことがあれば、
パロネラパークは、かなりお勧めです。

……ただ、ラピュタのモデルというのは
あくまで『似ている』だけであって、
公式ではありません。
あしからず。









お食事。
夜だったので、けっこう寒かった。
ハンバーグはアツアツでうまかった。
けっこう量がありますので、
お腹をすかしていくことをお勧めする。
虫がきらいなら、虫よけスプレー……よりも、
コバエがホイホイみたいなんのほうがええかも。
つぶしてもつぶしても出てくる(笑)

このあとが土ボタルを見に行ったのですが、
これがまた綺麗で、すばらしいんですよ!
(ためしに、検索をかけるといい)
夜にしか見れません。 夜の熱帯雨林も興味ぶかいが、
写真撮影が禁止されているので
シャッターにはおさめておりませんが、
こちらも、ぜひご覧いただきたい。
カゲロウみたいな感じです。

幼虫のときだけ、こうして発光してエサをあつめるそうです。
この発光部分は、唾液の一部だそうです。
蜘蛛の糸みたいなものらしい。
しかし、大人になると口がなくなるので、
栄養を摂取できません。
大人になれば、子を産み、死ぬだけ……。
そのため、メスはとくに多くの栄養を取らねばならず、
幼虫の時期にいかに栄養を多く取るかが
種の存亡にかかっている。

ここでカメラのフラッシュなんぞがあると
土ボタルの液が光に反応して光らなくなり、
栄養が取れなくなってしまいます。
寿命も、わずか数日とのことですから、
そっとしておいてあげましょう。

つぎは聖堂の樹。
とても大きいですね。
途中でマイク音がなくなり、
ガイドさんの声がまったく届かない・聞こえない(笑)







































余談になりますが、
土ボタル、そして、ホゼの夢。
自分は『永遠のゼロ』が、ぱっと出てきました。
この映画の曲は『蛍』。
そして、永遠のゼロの歌詞にあった
『夢溢る世の中であれと 祈り』

……まあ、土ボタルは『蛍』ではないのですがね。
ハエかウジの仲間だったような気が……。





最終日。
帰国のとき、空港でおもしろいものを発見。





一日じゅうオーダーできるん?
朝ごはんを?
でもそれって、『朝』ごはんって言わないよな?(笑)

こういう日本語が、ちらほらあります。
そして帰国の途へ。

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個人的に、オーストラリアのケアンズは何もなく、
2〜3日の滞在で飽きるとおもいます。
物価がアホみたいに高く、
オマケに何もないので、
(グァムなら、ちかくに海がある。)
いちど行ったら、もういいかな。

本当はダーウィンに行きたかった。
日本軍が爆撃したといわれている場所を
見学したかったのだが、
国内線だけで4万円ほどします。
ですから、断念いたしました。

もうケアンズに行くことは、おそらくないだろう。
しかし、ブログにもつづったが、
オーストラリアは、食料自給率が高いです。
こんなに何もなさそうに見えるのに、
野良猫を毒殺しまくっているクセに
なぜか鯨はダメなSS(笑)がいるのに、

(↑ クリックでジャンプします。)

じつは先進国

だったりしますね。
けっこう社会保障が手厚いらしく、
(興味ぶかいのは、
 労働者に3週間の有給が法律でさだめられている。
 一日の労働時間や運転時間まで
 細かく制定されているそうです。
 やぶったら違反で確実に罰せられるそうです)
医療も充実していて、
オマケに子どもが多い。

……と、いうことは、ですよ。
少子高齢化や他国の工作に苦しめられ、
教育機関も他国の手によってアカく染められて
消費税は上がりつづけて給料は上がらずに苦しみ、
低賃金で死ぬまで働かせる会社の奴隷&死んでも税を取り、
自給率もないわが日本国とくらべますと、
どちらに将来性があるか、見えてきますね。

少子高齢化が進むということは、
それだけ国力が衰退して軍事力も低下していきます。
かつてスターリンが『人海戦術』を仕掛けたように、
もし中共が『ヒト』を武器にした場合、
単純な見方をすれば、どちらが勝つか見えてきますよね。
(まあ、「賄賂」をつかって
 後方支援にまわらせる連中が続出するとかいう話らしいが……)

それに、カネにモノを言わせて
中共は自国の土地から食料を生産できないときになると
各国から輸入しまくるので
自給率の低い日本に勝ち目があるとは思えません。
連中は日本の森林(いや、山?)や水源も押さえていますから、
いざとなれば
日本の土地や水源を根こそぎ奪うことだってできます。
自衛隊基地の周囲の土地を買っていますから、
軍事訓練だって丸見えなんですよ。
外国人に土地をあたえる場合、
こういった法を変えないと大変なことになるのに、
日本政府は何もしていない。

なにが言いたいかというと、
将来的に、もし売国官僚や政治家によって
『移民』を推進し、実行する日が来れば、
日本を棄て、逃亡する選択もアリだとおもうのです。
あくまで自分の偏った見方ではありますが、
自分は、いまの日本政府を信用しておりません。

逃亡先のあたらしい土地を探しておくのも、
アリではないかと思っています。
戦後の日本社会に疑問をいだいている自分は、
なぜ、現代の日本社会になじめないのか、
すこしわかってきた気がするのです。
便利な文明にそだてられた自分には、
自給自足でつらい生活を送るのは困難ではありますが……。

あくまで、このままでは、のお話ですがね。
こんどの靖国や、つぎの旅で、答えが見つかるだろうか。
これから、進むべき道が見えてくるだろうか。
そういうことを、今回の旅行で考え、学びました。
もうオーストラリアに行きたいとは思いませんが、
日本を見つめなおす、よい機会ではあったと思います。

みなさん、もし日本を脱出するのであれば、
とりあえず英語力をつけて
ワーキングホリデー等に参加し、
永住権獲得に一歩でも近づくことです。
30歳以下であれば、まだまだ希望があります。
今回の旅行は、
日本がいかに危機的状況下にあるかを
強く認識させられました。
良い勉強になった。


by ナマゴワクチン


もどってみるんですよ。