旅行期間 ⇒ 2014・06/02〜06/06

行き先 ⇒ オーストラリア


そうそう、言うのわすれてたが、
自分は煙草を吸わないが、喫煙者は要注意。
オーストラリアは、ほぼ禁煙です。
もし禁煙の場で煙草を吸うと、罰金です。
たしか、70ドルだったかな?
アルコールも一部の地域では禁止です。
喫煙者は、あまり見たことがありませんし、
煙草も日本のようにその辺に売っていません。
ご注意ください。

オーストラリアは、
人口密度があまりないわりに、先進国であります。
(ケアンズだけで、17万人ぐらい)
北部は田舎ですが、不動産の価値がすさまじく、
20年ぐらいまえまでは
庭付き一戸建てで1500万円ぐらいだったのが、
現在は5000万円ぐらいしているそうです。
ハリウッドスターなどが泊まる高級ホテルがあり、
著名人がもっている別荘もあるそうです。

福祉や社会保障が整っているようでして、
労働者は、3週間の有給をかならず消化せねばなりません。
一日の動労時間や運転時間も決まっているようでして、
やぶれば罰則が待っています。
有給消化ができない日本とは、雲泥の差ですね。
日本も、労働者にすこしゆとりを持たせるべきだと思います。
これじゃ、会社の奴隷だよ……。

おもしろいのは、コアラにも労働基準法があること!
30分以上の労働は違法になるらしく、
だからコアラの抱っこには20ドルほどかかるのです。
おもしろいですね。
動物をたいせつに……しているように見えますが、
野良犬や野良猫は見ませんね。
ワニが生息しているからでしょうか?
ちなみに、ケアンズには野生のコアラはいません。
かれらが好むユーカリが育たず、
(コアラが食べるユーカリはたくさん種類ありますが、
 そのうちの13種類しか食べないそうです)
気候も暑すぎるためです。

そのかわりワニがいます。
ソルトウォーター(入江ワニ)タイプと、
フレッシュウォーター(淡水ワニ)タイプです。
前者はデカく、大きいので8メートル前後だそうです。
獰猛で、ヒトを襲います。
彼らがいる場所には、現在は近づけません。
マングローブにいるらしい。
いつもカニとかエビを食ってるそうな。
後者は大きくて1.5メートルぐらいで、
トンボとか蝶とか、小さいのを食べるそうです。

このワニがお肉になり、
金持ちマダムのカバンやベルトになるという……。
ワニの養殖もありますから。
オスになるかメスになるか、
卵がうまれたときの温度で決まるので、
温度調節してオスばっか産ませるんだってさ。
オスのほうが体が大きいためです。
牛、ワニ、そして鯨(イルカも)。
命の重みについて、SSさんに意見を求めたいな!

日本とちがうのは、北に行けば行くほど暑い。
時差はあまりなく、(プラス1時間ぐらい)
水を克服すれば、日本人でも住めるとおもう。たぶん。
ケアンズは、冬がありません。
自分の田舎は四国なのですが、
このケアンズは、
四国が何倍も広がったような感じがします(笑)

交通量は、日本の地方に似ているかな。
まばらです。
ただし高速道路は無料です。
インフラ整備があまりないのか、道がガタガタやけど(笑)
その代わり、ムチャクチャ広いので
隣の都市に行くのに丸1日かかったりする。
ちなみに、ワラビー(カンガルーのちっこい版)が
急に飛び出してくるらしく、
よくはねられているそうです……。
ただ、カンガルーもそうですが
お腹のなかで子どもを育てますから、
子どもが助かっていたりします。
日本では自治体の許可があれば自宅での治療可能ですが、
オーストラリアは禁止されていますから、
保護団体に連絡すれば、助けてくれるそうです。

オーストラリア北部は、
沖縄のようにサトウキビが多いです。
収穫時期は、6〜12月ぐらい。
しかもサトウキビの背が高い。
いまはサトウキビの仕事はもうからないらしく、
サトウキビの仕事に従事する人はそういないらしいです。
(インドや中国の台頭もありますし、
 日本も沖縄で生産されていますし……。
 ただし中国は土壌も汚染されていますから、
 オーストラリアは有利だと思われます)
機械化されるまでは手作業だったので、
毒蛇に噛まれることがよくあったそうです。
そこで、蛇のエサとして南米からカエルを持ち込んだそうですが、
そのカエル、毒をもっていて毒蛇やワニも食べないそうです。
だから、無駄に数がふえていまでも数多く生息しているそうです。
一度に3万個もの卵を産むらしい。
しかも人間にも害があるといいますから、
ちょっと笑えないお話であります。

ながくなりましたが、あと一つだけ。
オーストラリア人は、
物事をシンプルに考える傾向があるようです。
あまり複雑怪奇なことをいうと、嫌われるかもしれません。
まあ、日本でもそうですがね。
ですから、老後は家を売り払って、
キャンピングカーで暮らし、旅して過ごすらしい。
家のローンを払いきることはなく、
その場で定住することも少ないそうです。
家族の数によって家を広くしていく。
家族がふえたら家を売り、広い家を買って引っ越し、
家族が独り立ちしていったら、
家を売り払ってキャンピングカーで旅してまわるそうな。

長くなりすぎましたが、2日めは、植物園へ!







〜 2 日 め 〜


午前中は、移動して動物園へ。
ここでは鳥といっしょに、
バイキングの昼食をたのしむことができます。
ウンコ爆弾には気をつけて、な。

















こいつの名前、なんやったかな。
カメラをむけたとたんに羽繕いをするので、
目を開けている瞬間を撮影するのが大変でした。
昼間は、いつも木に擬態して眠っているそうだ。

たしか、こういう羽繕いは
ストレスの一部だと本で読んだことがある。
カメラを向けられるのがイヤだったのだろう。



こいつもカメラを向けるといやがったな。
でも、シャッター押したら、
妙なセクシーポーズになった(笑)



今回の旅で、いちばん気に入っている写真です。
個人的に、これはベストショット。
はじめは、このエサをくわえて
手すりの上をチョコチョコ歩いて逃げていたのだが、
(飛んで行かないのがおもしろくて、
 しかもわしも必死で追うものやから、
 相方がすっげー笑ってきやがった)
しつこくカメラをむけて追っていたら、
これが撮れた。
鳥くん、ありがとさん。
おどろかせてごめんよ。
悪気はなかったんだ。

あとで印刷しとこっと。



鳥さんのおうちを撮影。
どこにいるか、わかるよな?





もうエサがないとわかった瞬間の、
こいつらのこの態度(笑)
陽光の一部が反射して、
光線みたいなんがありますが、気にしない。



この日は暑く、さすがのワニもぐったり。
ぴくりとも動きやしねぇ(笑)
ほかにもいましたが、ボケ〜っとしてました。

わしが『ワニ! ワニ!』というものだから、
となりで金髪碧眼の3歳ぐらいの男児が
『WANI! WANI!』と言い出した(汗)
ちゃう、ちゃうんや! 日本語のほうをおぼえたらアカン!
これはアリゲーターや!
こればっかりは、申し訳ないような気がした。
となりで、母親が『Alligator』と、おしえていた。
それでも坊やは『WANI!』と言っていた(汗)
ほんまにすんまへん。
そそくさとその場を立ち去る。



ん? エサもってんの?
という表情をしている(笑)

鳥が多いですね。
放し飼いですから、野生の鳥もまじって
人間サマのエサをあさりにやってきます。
シロウトのわしは、
どれが園の鳥で、どれが野生の鳥かわからんわい。
野生の鳥は、けっこう食いしん坊です。
が、園内の鳥も、かなり食い意地はっとるぞ(笑)

つぎは植物園へ。
というよりも、熱帯雨林ですね。
アボリジニーの歓迎の儀式をうけて、
バスでジャングルの入口へ。



この葉っぱは、刺激となる毒が混ざっています。
というのも、まだ若いので、
こうやって食べられるのをふせいでいるのだとか。
いかにも色からして怪しいですけれどね(笑)





これは唐辛子の仲間だそうです。
かつてアボリジニーたちは、これを天然の万能薬として
使用していたそうですよ。



このジャングルは、歩けばわかりますが
地上にそそぐ陽光はわずか7%ぐらいだそうです。
ですから、植物はこうして上のほうに蔓をのばし、
『天然の籠』を作ることによって、栄養を蓄えるそうです。
この中には木の実などもあり、
木登りカンガルーがよく食べているそうです。

ちなみに、木登りカンガルーも
お猿さんのようにまれに木から落ちるらしい(笑)





水しぶきと影を利用して、
(手と帽子とタオルでレンズを覆って影をつくって撮影)
ちょいと小細工して撮影してみたが、どうだろう。

水はとても冷たいですが、
白人たちはお構いなしに泳ぐ(笑)
ここは世界自然遺産だっけか、登録されているのだが、
いやいやいや、まだまだ水は冷たいぞ?
みんなビキニで元気だなぁ。











これは、森の木々の子どもだそうです。
きちんと森をまもるために植林も欠かさない。

そういや、この森にくるまえに黄色い蝶がいてな。
たぶんモンキチョウだとおもうのだが、
バスのなかで出口が見つからず(?)、
ヒラヒラと四苦八苦していたので
森で放すために捕まえたのだが、
白人の女の子が目をまるくしてこっちを見た。
青い目が綺麗やなぁ〜……って、
な、なんや、わし、なんかアカンことしとるんか!?

まあいいや。じゃあな、蝶々ちゃん。
蜘蛛の巣に引っかからんと、がんばって生き延びるんだぞ。
せっかく助けてやったんだからさ。
あー、わしもSSのことは言えんな。
蝶は良くてゴキブリはアカンのか、と。
まあ、ゴキは害虫やからええか。
蝶は……蝶もりんぷんあるがな(汗)





それぞれ、ちょっとちがう位置で撮影。
これも加工ソフトとか使ってません。
1枚目は、そのまま撮影。
2枚目は、ちょい手ぶれを残した状態で撮影したもの。
デジカメの使い方がようわからんが、
レフみたいにこだわる気はないし、
最近のデジカメはきれいに撮影できますから、
おもしろいですね。
自分は携帯電話を持っていないので、
デジカメがなくなったらめっちゃ困る。



この日のおやつ。
ハリウッドスターなどがお泊りする豪華ホテルで、
アフタヌーンティー。
昼を控えめにしたのだが、この量だ。
しゃーない。これを晩御飯代わりにする。

この日のオプショナルツアーは、これでおしまい。
なんだか、あっというまだった。
時間があいたので、スーパーへ土産を補充しにいく。
晩ご飯がアホみたいに高すぎるので、
カップ麺もついでに買っていく。
なんだか、疲れた……。

では、3日めへどうぞ。


by ナマゴワクチン


もどってみるんですよ。