”GOLEM”(赤い巨人) と ”TITAN”(紫の巨人)か。 岩を投げてくる敵だ。 動きは遅いが、なかなかしぶといな。 |
さほど厄介な敵には見えないが? |
オレたちにとって、 こいつらが阻んでこないことは 絶対にないからな。 慣れちまったからそう思うのさ。 |
どのステージでも必ず出会う、というわけではないが、 それなりに戦う回数は多かった気がするな。 だが、シルバーのほうが多いかもしれん。 ……彼のすがたが見当たらないが? |
アイコンの都合で、 シルバーを登場させることが できなかったらしいぜ。 いちおう探したが、シルバーのアイコンを さがすのが途中で面倒になったらしい。 |
…………。 |
ゴーレムは5回、 タイタンは6回攻撃すれば倒せるな。 耐久度がちがうだけで どちらも動きに差はなく、 攻撃方法もおなじだ。 |
色ちがいのコピーというわけだな。 |
ここの管理人がいうには、 エッグ・キャノン(青い大きなロボット)と エッグ・ウォーカー(赤い巨大ロボット)と ほぼおなじで、 足元の攻撃判定がウヤムヤらしいぜ。 |
というと? |
たとえば、このゴーレムの足に 『触れたか触れないかギリギリの距離』 まで近づくと、 ほとんどの場合がミス扱いになるらしい。 ノーリングのときは要注意だな。 |
ここの管理人は、 そのウヤムヤな判定のおかげで 遠距離攻撃をもたないエミーで苦労した、 というわけか。 なるほど、エンドオブザワールドで ここの管理人が異常に暴れていた理由がわかった。 |
ああ。エミー自身も言っていたからな。 『巨人の配置がランダムだから、 配置の状態がわるいと やり直さなきゃいけない』ってな。 |
エッグサーチャーやハンターとおなじなのだろう。 いっぽうを攻撃している間に、 他方から攻撃を受けてしまう。 |
エミーの場合、 攻撃のモーションがおそい上に 全体攻撃につながるような救済措置もないから、 かなりキツイ戦いになったと思うぜ。 実際、あのステージは オレでもノーダメージで突破できるかどうか。 |
ふん……謙遜はよせ。らしくないぞ。 お前があのステージを駆け抜けるのは 容易なことだ。 おそらく、僕でも容易だろう。 だがシルバーやナックルズは 苦戦するかもしれん。 ひずみに吸われやすい テイルスやルージュも厳しいだろう。 |
つまりは、だれがどのステージを走っても 苦戦を強いられると? |
いや。オメガは別だ。 |
とすると、 エミーは相当がんばったってことだな。 |
彼女がスコアを稼がねば、 Sランクは絶望的だっただろうな。 ここの管理人の都合で、 君も助からないままだっただろう。 彼女に感謝することだな。 |
お前にだけは言われたくねぇよ。 |
このゴーレムとタイタンだが、 倒れたあとに手にしていた岩石が 転がることがあるだろう。 |
ああ。倒れても なぜか攻撃判定が残っているんだよな。 |
しかも、倒れた敵にも 当たり判定が残っている場合もある。 |
こいつらが投げてくる岩も、 時間差で爆発したり、 かと思ったら即座に爆発したりするな。 |
ほかにも特徴がある。 たまに地面を叩きつけるときがあるが、 その衝撃波が意外に広い。 真後ろにまわれば問題はないが、 横や前面は危険だな。 |
厄介なぶん、もらえるスコアが大きいな。 |
つまりは、ここの管理人のように 最小リングでスコアを稼ぐ場合は、 最優先でたおす必要があるわけだ。 |
ややこしいな。 |
開発者の都合だろう。 僕もその点では納得しかねる部分がある。 だが、もう今さら語っても仕方がないだろうな。 |
次回作品でこの教訓が生かされるか…… お手並み拝見、というわけか。 |
いや、もうこれ以上は後がないだろう。 もうじゅうぶんに信頼を失った。 これ以上の裏切り行為は、ユーザーが許すまい。 僕たちがこうして語れるのも 最後になるかもしれん。 |
エンギでもないこというなよ……。 |
待つしかない。 僕たちにできることは、それだけだ。 |
…………。 |
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