”EGG HUNTER”と ”EGG SEARCHER”か……。 |
前者は記憶にないな。 後者はよく見かけるが……。 |
いや、性能はどっちもおなじだろう。 ビームと弾丸を あれほど放ってくるんだからな。 |
僕たちは、まだいい。 なんとか無敵時間でしのぐこともできよう。 君の場合は、アイテムも利用できる。 だが、問題はシルバーだ。 |
ああ。よりにもよって、 ビームと弾丸だ。 両方とも、受け止められない。 おまけに両方とも攻撃速度が速すぎる。 足が遅いシルバーでは、 物陰にかくれるのがやっとだろうよ。 |
場所によるな。 木箱の裏などに隠れてしまうと、 もう逃れようがない。 箱ごとやられるだけだ。 |
だけど、耐久性は意外にないんだぜ。 サーチャーは一撃で壊せる。 ハンターは2回小突かないとだめだけどな。 |
サーチャーを取り巻く小さな機体に、 ホーミングアタックをしなければ、の話だ。 真下から攻撃するのが確実だろう。 |
お前、よくヒネたことばかり言えるなぁ? |
僕は事実を言っているまでだ。 実際、僕のカオスワープも 僕が思ったとおりの方向に行けるともかぎらない。 だからサーチャーを真下から 確実に攻撃できるとは言いきれない。 フッ、 そのほうが面白みも増すがな。 |
このゲームにかぎっては、 面白みもないと思うけどなぁ。 |
理不尽で自分の思うとおりの行動ができない、 きびしい条件下で一定の目標を達成する。 それが至上のよろこびだと ここの管理人が言っている。 |
やっぱお前ら、すごく変だぞ……。 |
実際はそういったきびしい条件のクリアを 強要される場所は多々ある。 エッグ・サーチャーを一撃で倒す、というのも その強要の一部ではないのか? 一撃で倒せねば、手痛い反撃を喰らう。 あるいは、他所から攻撃を喰らってしまう。 これは重要な問題だと思うがな。 |
そうだな……。 もう一体のハンターも、かなり厳しいしな。 |
……ああ、思い出したぞ。 たしか、機体がかなり大きかったな。 これは透明だが、 実際はアクアティックベースなどで 本体をむき出しにしている機体もある。 |
ああ。ハンターの周囲を守っている小さな機体が、 複雑な動きをする上に こちらへの攻撃の狙いが正確だ。しかも素早い。 この攻撃を避けるのがかなりむずかしいな。 |
僕たちに無敵時間があるとはいえ、限られている。 僕たちが攻撃をし終え、無敵が解けた瞬間に攻撃、 ということもあるはずだ。 |
まして、シルバーが 連中を複数相手するとなると、 かなり苦しいことになると思うぜ。 |
実際にそんなことがあったのか? |
たいていは、サイコショックで しのげるから大丈夫だ。 相手は、攻撃するまでに時間がかかる。 シルバーなら素早く近づいて サイコショックでしびれさせることができれば、 すぐにやっつけられるさ。 問題はオレたちなんだ。 エッグ・ハンターが2体以上いる場所は きついんだ。 |
一方を攻撃している間に、 もう一方から攻撃を受ける、からだろう? |
その『もういっぽうから攻撃される』というのが 厄介なんだ。 こいつの弾丸は、他のロボットとちがってかなり正確だ。 そりゃそうだよな、 エッグ・ハンターには小さな機体が複数いて、 しかもそいつらが個々にこちらを識別して、 追撃してくるんだからな。 |
…………。 |
あいつらの弾丸数はハンパじゃねーんだ。 お前でも避けられないと思うぞ。 あのオッサンがあんなメカを作るなんて、 オレですら想像できなかったぜ。 |
油断ならないな。 もとよりドクターの技術力を 侮ったことはないが。 |
オレもだ。 あのオッサン、たまに とんでもねーものを作るからなぁ。 |
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