行き先 ⇒ グァム グァム島は、 だいたい兵庫県の淡路島ぐらいの大きさだそうです。 島民の約7〜8割程度がカトリックです。 先住民のチャモロ族とアメリカ人、 そして殖民時代のチャモロ族とヒスパニアの混血が おもな住民です。 言うまでもなく、黒肌・黒髪が多いです。 言語は英語ですが、 チャモロ語・ヒスパニア語もまざるため、 英語だけを話しているわけではないようです。 ちなみに観光地でもあるため、 日本語がある程度はなせる人が多いです。 観光客の大半は日本人です。 たまに、韓国人や台湾人がいらっしゃいます。 だいたい台湾人が多いですね。 (韓国人は嫌われていることを自覚しているらしく、 『わたしは日本人だ』と嘘をつくそうです。 まあ、嘘をついたところで 向こうの人はすぐに見抜いてしまうらしいですが) ごくまれにヨーロッパ系の人(金髪碧眼ってやつですかね)も 見かけますが、あんまりいないです。 ちなみに、彼らも海に行くとさすがに肌が焼けます。 肉眼でたしかめてきました(笑) アメリカ本土のように人種差別というものはなく、 おだやかで細かいことは気にしないそうです。 ただ、アメリカ基地に行くと凄まじいらしいです。 酔ったアメリカ兵と、よくケンカとかするそうですよ。 グアムのひとたちは、ケンカが強いみたいですね。 そりゃ、あれだけ逞しい腕をしてりゃ強いわけですよ(笑) しかし、敬虔なキリスト教徒でもあるため、 おしえをきちんと守っています。 ただ、チャモロ族が 多神教(と、おもう)なのにもかかわらず キリスト教のおしえを守っているのは興味ぶかいです。 だって、お土産にチャモロ族の神のような置物が たくさんありましたから……。 まあ、キリスト教も多神教的なものですから、 受け入れるのに そう時間がかからなかったのかもしれませんね。 透きとおった海、はるか遠くまでつづく空! すてきな旅がはじまるんだと、ワクワクしながらホテルへ。 今回の宿泊先は、OUTRIGGERです。 ホテルのすぐ前には海があって、いつでも泳げます。 ただし、ホテルは基本的に 夜の10時前後になると、とびらが閉まってしまうので、 できるだけ朝から夕方にかけて海をたのしむのが良いでしょう。 言うまでもなくシャワーがいつでも浴びれるので、 不安はありません。 つかれたら、ゆったりとくつろげるカフェに行くもよし、 部屋にもどってフカフカのベッドの上で休むのも良し! 自由ですね。 砂浜を歩くだけでもたのしいです。 波打ち際にいくと、魚が泳いでいるのが肉眼で見れます。 あんなに美しい海を見たのは生まれて初めてでしたから、 とても感動してしまいました。 5時間ほど貝がらをひろったり、 カニを掘り起こそうと奮戦してみたり、 泳いでいるお魚を追いかけたり。 砂浜の砂を持って帰りました。 思い出づくりの一環として、ビン詰めをするためです。 途中でサンゴを裸足で踏んづけてしまい、 ムチャクチャ痛かったです(笑) 観光もたのしいですよ! ガイドさんは日本語が上手です。 なかにはグアムに数十年も住んでいらっしゃる日本人もいて、 会話がはずみました。 歴史も興味ぶかいですが、 先住民のチャモロ族のおもしろさと温かさといったら! ちょっとだけですが、日本の田舎を思い出させますね。 1日めは、あいにくの曇り空でした。 自分(連れつきです)らの部屋は709号室。 末尾が『〜09』でしたから、 ベランダのようなものがありました。 そこで思わず、生まれてはじめての海外写真。 曇っていても、すてきな海でしょう? 曇っていたせいで気温がさがり、 水がすこし冷たく感じましたが、気にはならなかったです。 この日は曇っていて見えませんが、 天気がいいと、海がとちゅうでディープブルーに変わります。 海の深さがとつぜん増すためです。 サメが泳いでいたりするらしく、水泳は禁止されています。 (水上スキー? のようなものは、なぜかOKらしい) 晴れていると浅い部分もエメラルド・グリーンにかがやいて、 とてもキレイなんですよ。 こちらは、ホテルの敷地内にあるプール。 利用客はすくなくはないですが、多くもないです。 そりゃ、目の前にうつくしい海があるのですから、 皆さん海へ行きますよね(笑) 意外にせまいのですが、すべり台もあるので 小さなお子さんがいらっしゃるご家庭なら、 プールで泳ぐのも楽しいと思います。 スタッフが常時監視しているので、 水辺での事故というのは、ほとんどないです。 タオルだけでなく、水中ゴーグルなど 有料ではありますが貸し出しがあります。 ただ、向こうは物価がたかいので、 レンタルや購入を考えるぐらいなら、 日本で買うほうが安くつきますよ。 円高でもそうおもうのですから、 円安のときは悲鳴をあげそうになります。 ここが部屋です。ベッドメイキングは毎日してくれます。 つまり、それだけチップが必要になります。 (心配ごとはそこかい!!(笑)) 部屋は清潔で、快適でした。 ベッドもフカフカですが、 日本人からすると上布団が薄すぎる……(汗) 彼らは空調機に依存しているらしく、 温度調節は、ほとんど空調だよりだそうです。 あんまり環境によろしくない気がするんですけど。 バスルーム・洗面台・トイレは一体型。 海外はたいていそうらしいですね。 日本の大都市の主要ホテルはこういう仕様らしいですが。 さて、自分はここで大快進撃(?)をしました。 湯船にどっぷりと浸かるだけでなく、 日本の風呂が恋しくならないように バスクリンまで持参したという(笑) 相方に、死ぬほど笑われました。 『前代未聞』と指までさしてきましたよ(笑) ……そこまで笑うことはないじゃないか。 君だって、 自分が持参したバスクリンの湯に浸かったくせに!! 水はしょっぱくて (海水じゃないな……なんだろあれ。酸味かな?) 日本の水がいかにめぐまれているか、思い知りました。 他の地域や国とはちがい、 いちおう処理されている水なので、 口にふくんでも問題はありませんでした。 ホテルに到着したのが遅かったので、 夕食までのーんびりと……いや、 ボ〜〜〜っとしていました(笑) 海に行きたかったけど、 濡れたまんま夕食の場所に行くわけにゃいかねーべ。 周囲のコンビニでチョコは買うな、と言われました。 自給率がほぼないグァムのことを考えれば、 ピンときますよね。 おそらく、中か韓あたりの製品なのでしょう。 夕食は、魚貝類。 これでもか!! というほどの料理の多さ!! 食べきれませんでした。 むこうの人は、ふくよかな(苦笑)方が多いのですが、 理由がすっごくよくわかります。 そら、あれだけ食べたらそうなりますがな。 食べられない人たちに申し訳ないと思いつつ、 料理をたくさん残してしまいました……。 といっても、ほとんど輸入の魚です。 地元で魚を獲るのは、 北・南端の田舎のひとぐらいらしいです。 自給率はほぼないですが、 魚を釣れば、自給自足は可能です。 それに、いちおう動物もたくさんいますし、 奥地へいけば、ちょっとしたジャングルもあります。 有名な話でいくと、 横井さんはそれで生き延びたわけですから。 1日めは、これで終了。 レストランからホテルへバスで帰り、 そのままぐっすりと眠ってしまいました。 早寝早起きしないと、 次の日のツアーがしんどいですからね。 2日めは、歴史観光です。
もどってみるんですよ。 |